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トラブルなく境界確定をするために大事なこと

「土地の境界はキチンとありますか?」
「土地の測量図はお持ちですか?」
「境界確定は出来てますか?」

全部同じ趣旨の質問です。
不動産会社や信託銀行などに不動産の相談に伺ってある程度話の方向性が決まった時に出てくる質問。
不動産に纏わるトラブルはお金も時間も掛かるために未然に防ぎたいとみなさん思うものです。


土地家屋調査士の仕事はお客様の大切な財産を守るために正確に登記しておくお手伝いをすること。
そのためには、隣接の所有者とのトラブルなどはない方がいい。
不動産自体の価値がどうとかよりもお隣さんとの関係の方が大事だと思いませんか。
ぼくたち土地家屋調査士が境界確認のお手伝いをしたから、ぼくたちが原因で隣人関係が悪くなるようなことは絶対にないように気を使っています。

お客様の財産の大半を占めることの多い不動産。
できる限り有効にご活用されたいと存じます。

今日は、境界確定測量をどのように進めていて何をご協力していただきたいのか、またそれはどうしてなのか?
について書かせていただきます。

協力してほしいこと


突然、身も知らない人が訪ねて来て、
「お隣の○○さんのご依頼で土地の境界の確認の依頼を受けた土地家屋調査士の××と申します。これから……」

どんなお気持ちですか?


それから、現地調査が始まります。
境界標があると思われる周辺一帯を掘削作業して境界標を宝探しのように必死に探します。
塀などの障害物があることも多いので、依頼者の敷地側からの探索では不十分な場合は隣接地へ立ち入らせていただき隣接地側から掘削することも毎回です。

あってもなくても、お隣さんの依頼でご自身の庭先に他人が入って土地をほじくり返しています。

気になりますよね!


後日、境界立会を求められて立ち会ってみると、
予想外のところを示されて一方的に説明されます。

ご納得できますか?


国家資格を持っている人が正式な方法で根拠を示して説明してくれたのだから、
納得してサインして判子も押します。

ぼくたち土地家屋調査士にとっては、パラダイスです。
こんなに協力的で思いやりのある方ばかりでしたら境界問題なんてありえません!


完全な失敗例です。
不安ばかりが募って、信頼が減っていった結果こうなりました!

どうしたらこうなる可能性を低くすることができますか?
全てではないですが、たったひとつのボタンのかけ間違いなんです。


土地家屋調査士なら誰であれ上の流れでも最善の努力をされることだと思います。
しかしながら、どうすることもできないまま隣人トラブルに発展して境界確定どころか境界紛争に発展してしまいました。

何が原因なんでしょうか……


正解はありません。
誰も人の心を読むことなんてできません。

人のこころ

ここだけ注意していただきたいんです。
ここだけは、ご協力いただきたい!


たったこれだけのことで、業務はスムーズに進みます。
ご協力をお願い致します。

平成31年1月31日

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